2026年8月第2週 App Storeランキング|『FGO』が2位、『幻水SP』が初登場6位──周年を盛り上げ続ける施策設計

Weeklyセルラン

2026年8月第2週のApp Storeセールスランキングでは、『eFootball™』首位をキープ11周年を迎えた『Fate/Grand Order』が前週比+34の2位『荒野行動』『鬼滅の刃』コラボ第2弾により+19の5位まで順位を伸ばした。

新作では、シリーズ14年ぶりの完全新作『幻想水滸伝 STAR LEAP(以下、幻水SP)』初登場6位『僕のヒーローアカデミア UNITED SURVIVAL』35位にランクイン。周年タイトルでは『ブルーアーカイブ(以下、ブルアカ)』が+11の16位『ヘブンバーンズレッド(以下、ヘブバン)』が+62の41位まで上昇するなど、大きな動きが見られた。

今週の「研究所メモ」では、『ヘブバン』『ブルアカ』から、無料施策やガチャ、イベントをどのような順番・タイミングで展開し、周年の盛り上がりを維持しているのかを見ていく。さらに『幻水SP』から、既存ファンを起点にゲーム・アニメ・漫画・舞台など、それぞれ異なる入口からIPとの接点を広げていく「シリーズ再始動」について取り上げる。


今週のセルラン 3行まとめ

  • 『FGO』11周年2位『荒野行動』『鬼滅の刃』コラボ5位へ上昇
  • 『幻水SP』6位『ヒロサバ』35位初登場ランクイン
  • 「周年を盛り上げ続ける施策設計」と「既存ファンを起点としたIP再始動」に注目

今週のランキングTOP50

※データ元:App Store セールスランキング
※集計期間:2026年8月4日(火)〜8月10日(月)
※前日売上を反映しており実質、8月3日(月)〜8月9日(日)

Rank 前週比 Title Publisher
1±0eFootball™KONAMI
2+34Fate/Grand OrderAniplex Inc.
3-1ホロライブドリームスQualiArts, Inc.
4+1ホワイトアウト・サバイバルCentury Games Pte. Ltd.
5+19荒野行動-スマホ版バトロワNetEase Games
6NEW幻想水滸伝 STAR LEAPKONAMI
7-4モンスターストライクXFLAG, Inc.
8-4プロ野球スピリッツAKONAMI
9-3ゴシップハーバー:マージ & ストーリーMicrofun Limited
10-3ラストウォー:サバイバルFUNFLY PTE. LTD.
11+3Pokémon TCG PocketThe Pokemon Company
12+10キングショットCentury Games Pte. Ltd.
13-2ロイヤルマッチ(Royal Match)Dream Games
14+1パズル&ドラゴンズGungHo Online Entertainment, Inc.
15-5Pokémon GOScopely Explore, Inc.
16+11ブルーアーカイブYostar, Inc.
17+2パズル&サバイバルBUILDING-BLOCKS NETWORK TECHNOLOGY CO.,LIMITED
18-9トゥーンブラストPeak Games
19+35妖怪ウォッチ ぷにぷにLevel-5 Inc.
20-3ONE PIECE バウンティラッシュ – アクションゲームBandai Namco Entertainment Inc.
21+32ドラゴンクエストスマッシュグロウ ドラクエローグライトRPGSQUARE ENIX
22+4ガーデンスケイプ (Gardenscapes)Playrix
23+9ドラゴンクエストウォーク 歩く楽しみが増える位置情報ゲームSQUARE ENIX
24+9グルメ・ジャーニーCentury Games Pte. Ltd.
25-5LINE:ディズニー ツムツムLINE Corporation
26-5あんさんぶるスターズ!!MusicHappy Elements K.K
27+17にゃんこ大戦争ponos corporation
28-12崩壊:スターレイルCOGNOSPHERE PTE. LTD.
29+20ブロスタSupercell
30+29キングダム 頂天Rudel inc.
31-13ゼンレスゾーンゼロ – アニバーサリーCOGNOSPHERE PTE. LTD.
32+5Disney Solitaire ディズニー ソリティアSuperPlay
33-20信長の野望 真戦Qookka Games
34-22無職転生 〜異世界行ったら本気だす〜 【クロエコ】GREE Entertainment, inc.
35NEW僕のヒーローアカデミアUNITED SURVIVALKLab Inc.
36-6LINE ポコポコ:3マッチパズルゲームLINE Corporation
37+10ホームスケイプ (Homescapes)Playrix
38+4タウンシップ (Township)Playrix
39+6ラストZ:サバイバルシューティングOmnilojo Pte Ltd
40+31モンスターサバイバルFarlight Games
41+62ヘブンバーンズレッドWFS, Inc.
42-34#コンパス【戦闘摂理解析システム】NHN PlayArt 株式会社
43+8パラノイズZigZaGame Inc.
44+32キングダム 覇道Bandai Namco Entertainment Inc.
45+7信長の野望 覇道KOEI TECMO GAMES CO., LTD.
46-11学園アイドルマスターBandai Namco Entertainment Inc.
47+8ロイヤルキングダム (Royal Kingdom)Dream Games
48-19勝利の女神:NIKKELevel Infinite
49+16ハリウッドマージVoyagerOne
50-19ドラゴンボールZ ドッカンバトルBandai Namco Entertainment Inc.

ピックアップタイトル

1位(±0):eFootball™

複数の「Show Time」ボックスガチャにより首位をキープ。

8月4日にはガチャ「Pressure-Proof 2026」を開催し、「ジュード ベリンガム」「マイケル オリーセ」「アユブ ブアディ」などが登場。続く8月7日には、ワールドカップ初出場を果たしたカーボベルデ代表GK「ヴォジーニャ」ボックスガチャを開催。スペイン戦でスーパーセーブを連発した実際の活躍を反映した「Show Time」仕様となっており、現実のサッカーで注目を集めた選手をゲーム内へ取り入れる動きが見られた。(※両ガチャともに公式Xでの告知なし)

さらに、2026年秋からの「秋春制」移行に伴う限定公式大会「明治安田Jリーグ百年構想リーグ」で活躍した選手をラインナップしたガチャ「Show Time: 100 YEAR VISION LEAGUE Monthly MVPs Encored」も開催。新シーズン開幕にあわせて12名のShow Time選手を揃えたほか、ログインボーナスでは同ガチャのチケットを配布するなど、Jリーグファンに向けた施策も展開した。

海外サッカーの注目選手からJリーグまで、現実のサッカーシーンと連動しながら継続的にガチャを展開しており、幅広いサッカーファンとの接点を作り続けていることが『eFootball™』の特徴となっている。

2位(+34):Fate/Grand Order

8月1日から開催されている「11周年記念キャンペーン」によるランクアップ。

8月2日からは「11周年記念 ハサン・サッバーハPUガチャ」を開始したほか、有償聖晶石限定の「11周年記念福袋召喚(カルデア学園部活別)」「デスティニーオーダー召喚」「ビーストオーダー召喚」など、複数の記念ガチャを並行して展開した。

あわせて「Fate/Grand Order ~11th Anniversary~」10大キャンペーンを開催。聖晶石470個のプレゼントをはじめとした各種報酬を用意し、周年期間中のガチャ参加を後押しした。さらに、8月2日には「10時間限定」の特別ログインボーナスも実施するなど、周年当日にゲームへアクセスする動機も作られている。

これら11周年記念キャンペーン展開後、8月12日には「水着イベント2026」が予定されており、周年から夏商戦にかけてのランキング推移にも注目したい。

・11周年記念有償限定PUガチャ
└カルデア学園部活別「11周年記念福袋召喚」
└「ビーストオーダー召喚」
└「デスティニーオーダー召喚」
https://x.com/fgoproject/status/2083842070138274129
https://x.com/fgoproject/status/2083841660568604833
https://x.com/fgoproject/status/2083842400410337461

・「Fate/Grand Order ~11th Anniversary~」10大キャンペーン
https://x.com/fgoproject/status/2083840996690051557

・「10時間限定」特別ログインボーナス
https://x.com/fgoproject/status/2083915357144932654

3位(-1):ホロライブドリームス

新イベント「シンクロする夏のスパークル」新水着ガチャによりTOP3圏内をキープ。

8月7日には、スコアアタックイベント「シンクロする夏のスパークル」を開催。あわせて、イベントに登場する水着「さくらみこ」「星街すいせい」をピックアップした新ガチャ「2人で夏を狙い撃ち!」も開催され、イベントとガチャのキャラクターを連動させた施策を展開した。

さらに、200万ダウンロード突破を記念してガチャチケット10枚を無償配布。リリースから間もないなか、ユーザーがガチャを試しやすい機会も用意されている。

8月8日には「常闇トワ」の誕生日を記念したキャンペーンを実施。オリジナル楽曲「FACT」の追加や称号・アイテムの配布に加え、タレント本人によるゲーム配信も行われた。

ゲーム内イベントやガチャだけでなく、タレントの誕生日や配信といったホロライブ本体の活動とも連動できる点は、VTuberIPならではの強みと言える。

・200万DL記念ログインボーナス
https://x.com/hololive_dreams/status/2085607036390445415

・「常闇トワ」さん誕生日記念キャンペーン
└ログインボーナス(称号&スタミナ)
└オリジナル楽曲「FACT」を追加
https://x.com/hololive_dreams/status/2085743931632074983
https://x.com/hololive_dreams/status/2085744928009879624

5位(+19):荒野行動

8月2日から開催されているアニメ『鬼滅の刃』コラボ第2弾によるランクアップ。

同コラボでは、3Dマップを探索しながら“呼吸”を操って鬼と戦う限定モード「無限城激闘」を実装。コラボPUガチャでは、衣装「我妻善逸・無限城の戦い」「猗窩座・再来」をはじめ、コラボSP銃器や車両などが登場した。

ゲーム内だけでなく、Webストアでもコラボ施策を展開。無料ガチャチケットを用意してWebストアへのアクセスを促しつつ、お得なパッケージアイテムのセールも実施することで、商品購入につなげる導線が作られていた。

さらに、第1弾コラボの金枠アイテムを獲得できる10連ガチャチケットの無料配布や、30日間の累計ログインで最大50連無料となるログインボーナス、フレンド招待キャンペーンなども開催。コラボをきっかけとした新規・復帰ユーザーとの接点を作りながら、継続的なログインを促す施策も並行して展開している。

『鬼滅の刃』という大型IPを軸に、コラボガチャによる収益化だけでなく、無料ガチャ、ログインボーナス、フレンド招待、Webストア施策まで複数の導線を用意している点が特徴だ。

・Webストアキャンペーン
https://x.com/GAME_KNIVES_OUT/status/2083719437358673926
https://x.com/GAME_KNIVES_OUT/status/2083357293588996279

・コラボ記念キャンペーン
https://x.com/GAME_KNIVES_OUT/status/2083417440273236337
https://x.com/GAME_KNIVES_OUT/status/2082692665708098035
https://x.com/GAME_KNIVES_OUT/status/2083749638197117270
https://x.com/GAME_KNIVES_OUT/status/2082390682292126103
https://x.com/GAME_KNIVES_OUT/status/2083568686364062020

6位(NEW):幻想水滸伝 STAR LEAP

KONAMIが手掛ける「幻想水滸伝」シリーズ14年ぶりの完全新作にして、シリーズ初のスマートフォン向けRPG。初登場6位にランクインした。

本作は「変化の紋章」を軸に、新たな108星の物語を描くシリーズ正史作品。往年のドット絵を進化させたグラフィックを採用するなど、シリーズらしさを継承しながらスマートフォン向けRPGとして展開されている。

さらに、出演声優の直筆サイン入り色紙が当たるフォロー&リポストキャンペーンなど、SNS上で作品を広げる施策も展開。

長く続くシリーズIPの新作として既存ファンとの接点を持ちながら、スマートフォン向けタイトルとしてどこまでユーザー層を広げられるかが今後のポイントとなる。

・Webストアオープン
https://x.com/GensoSuikodenSP/status/2085664037132538264

・フォロー&リポストキャンペーン
https://x.com/GensoSuikodenSP/status/2085618310289522792

16位(+11):ブルーアーカイブ

前週から続く「5.5周年記念イベント」によるランクアップ。

今週は、8月5日から「5.5周年記念ガチャ」を開始。★3生徒の排出率が通常の2倍となる6%に引き上げられ、水着「イロハ」「イブキ」をフィーチャーしたガチャ「夏のいろはの手ほどきを」「夏の息吹は輝いて!」に加え、復刻ガチャ「合理主義者はかく語れり」「自由主義者はとく駆けり」も開催された。

ゲーム外では、コンビニ「ローソン」にて対象商品購入で数量限定のオリジナルクリアファイルがもらえるキャンペーンを実施したほか、公式ラジオ「ブルアカらじお」の配信、画集『ブルーアーカイブ オフィシャルアートワークス4』の発売など、ユーザーとの接点を広げている。

前週の無料100連や水着イベントから、今週の「5.5周年記念ガチャ」へと施策を段階的につなぎながら、ゲーム外でもコラボ・ラジオ・出版物を展開。周年を一時的な大型施策で終わらせず、複数の接点を通じて盛り上がりを維持する展開が見られた。

・オリジナルグッズ/オフィシャルアートワークス4販売
https://x.com/akiko_lawson/status/2084398987168342526
https://x.com/DNAmc2012/status/2084474409603997731

・公式ラジオ「ブルアカらじお」第121回目の放送
https://x.com/Blue_ArchiveQR/status/2084567013398311357

19位(+35):妖怪ウォッチ ぷにぷに

8月1日から開催の『ソードアート・オンライン(SAO)』コラボによるランクアップ。

コラボガチャでは、UZ++ランク「キリト」、UZ+ランク「アスナ」などコラボキャラ5体が登場。また、初回ログインではSSSランク「ユイ」を獲得できるなど、コラボへ参加しやすい導線も用意された。

さらに注目したいのが、「プレミアムまわし放題VIPガシャ」10秒間ガシャを回し続けられる特殊な仕組みで、まず1回無料で体験できる一方、直接購入による「グレードⅠ」さらに豪華な「グレードⅡ」も用意された。いきなり有料商品を訴求するのではなく、まず無料で特殊なガシャ体験に触れてもらい、その後に有料版を選択肢として提示する設計となっている。

初回ログインでの「ユイ」配布、無料で参加するきっかけから課金まで複数の導線を採用し、大型IPとのコラボを活用して前週から大きく順位を伸ばす結果となった。

フレンド招待フォロー&リポストキャンペーン
https://x.com/yokai_punipuni/status/2083387248943493457

21位(+32):ドラゴンクエストスマッシュグロウ

「ドラゴンクエストVI」イベント&新PUガチャによりランクアップ。

「ドラゴンクエストVI」イベントストーリー第5章が公開され、物語の進行にあわせて新たなコンテンツを追加。ほこらクエストにはボス「デスタムーア」も登場するなど、イベント後半に向けた展開が行われた。

あわせて、新PUガチャ「幻魔王シリーズ装備ふくびき」を開催。新武器「幻魔王の円月輪」などが登場し、イベント更新と連動したガチャ施策を展開した。

さらに、新上級職「レンジャー」も解放。「盗賊」と「武闘家」をそれぞれLv.50まで育成することで転職でき、7月の「パラディン」「賢者」に続く新たな上級職として、既存職を含めた育成目標が追加された。

イベントを進めるだけでなく、装備の獲得やキャラクター育成へとプレイを広げる施策が展開され、前週から大きく順位を伸ばす結果となった。

・新上級職「レンジャー」記念キャンペーン
https://x.com/DQSG_JP/status/2085561571368174025
https://x.com/DQSG_JP/status/2085199180860117246

・ほこらクエスト「デスタムーア」/「スーパーまものラッシュ シーズン4」解禁
https://x.com/DQSG_JP/status/2085923959535780037
https://x.com/DQSG_JP/status/2086286351641538821

27位(+17):にゃんこ大戦争

期間限定ガチャ「超激ダイナマイツ」への新キャラ追加によるランクアップ。

8月8日から開催されたガチャ「超激ダイナマイツ」では、新キャラ「鉄腕!東雲寺あかね」が登場。あわせて、11回連続ガチャで「超激レア」が1体以上確定するキャンペーンも実施され、新キャラ投入のタイミングでガチャの訴求を強めた。

また、ゲーム外でも『にゃんこ大戦争』のIPを活用した展開が続いている。8月5日からは、阪神梅田本店でリアルイベント「みんなで出撃!にゃんこ大戦争展」大阪会場が開幕。全国を巡回してきた展示イベントで、会場ではオリジナルグッズなども展開されている。

今週は新キャラ投入と超激レア確定施策がセルラン上昇の中心となった一方、リアルイベントや「にゃんこ絵日記」など、ゲーム外でも継続的にIPとの接点を作る動きが見られた。

・リアルイベント「にゃんこ大銭湯」「にゃんこ大戦争展」など
https://x.com/PONOS_GAME/status/2084821776807461223
https://x.com/PONOS_GAME/status/2086271392711069785

29位(+20):ブロスタ

新シーズン「ブロスタパス」「期間限定コンテンツ」によりランクアップ。

新たなブロスタパスでは、「バイオテック バイロン」「レトロフューチャー ローサ」の色違いスキンや、新キャッチフレーズ「風力発電」などの報酬を用意。シーズン更新にあわせて、新たな報酬獲得を目的とした継続プレイ・課金施策を展開した。

また、期間限定イベントでは「スムージードロップ」を集めることで、キャラクターごとに特殊な能力を付与する「フュージョン」を解放できる仕組みを導入。「タワー崩し」などのゲームモードも展開され、シーズンを通じてフュージョンの獲得・強化を進めながら期間限定コンテンツを遊ぶ設計となっている。

ゲーム外では、8月8日に「ブロスタ チャンピオンシップ2026 東アジア 8月マンスリー決勝戦」を開催。7月に続いてオフライン形式となり、ベルサール虎ノ門にファンを集めて大会を実施。現地観戦だけでなく配信も行うなど、eスポーツを通じてゲーム外でもユーザーとの接点を作った。

新シーズンのブロスタパスや期間限定コンテンツでゲーム内の継続プレイ・課金を促す一方、ゲーム外ではeスポーツ大会をオフラインで開催し、ゲーム内外でユーザーとの接点を作りながら、前週から順位を伸ばす結果となった。

35位(NEW):僕のヒーローアカデミア UNITED SURVIVAL

アニメ『僕のヒーローアカデミア』を題材としたローグライトアクションとして8月6日に配信を開始。初登場35位にランクイン。

本作は3人1組でチームを編成し、キャラクターの“個性”を強化しながら進行するゲームシステムを採用。アニメ本編を追体験するストーリーに加え、ゲームオリジナルのシナリオや必殺技、「コレクション」と呼ばれるアニメの名シーンを再現した装備など、原作IPを活用したコンテンツも用意されている。

ローンチにあわせて、事前登録キャンペーンの達成報酬を配布したほか、リリース記念ピックアップガチャ、有償限定ステップアップガチャ、ログインボーナス、Webストアの公開など、近年のスマートフォンゲームではスタンダードとなるリリース記念施策を展開した。

原作コミックスが世界累計発行部数1億部を突破する大型IPを活用した新作だけに、今後のイベントや新キャラクター追加によって、初動のユーザーをどこまで継続プレイにつなげられるか、ランキング推移に注目したい。

・事前登録達成記念「スタートダッシュガチャ」開催
https://x.com/heroaca_HS/status/2085320179781923158

・Webストア公開
└毎日1回「スタミナアイテム」をプレゼント

https://x.com/heroaca_HS/status/2085290172154085737

・フォロー&リポストキャンペーン
https://x.com/heroaca_HS/status/2086014947587416539

・App Store & Google Play 掲載記念キャンペーン開催
└「スタミナアイテム」プレゼント
https://x.com/heroaca_HS/status/2086709308931330129

41位(+62):ヘブンバーンズレッド

4.5周年記念イベントによるランクアップ。

7月中旬から前夜祭カウントダウン施策を展開し、8月2日から4.5周年が本格始動。最終章の始動にあわせて新部隊「第19A部隊」が登場し、副部隊長「成瀬ヒカリ」のSS<レゾナンス>[泰然たる狩人]をピックアップした期間限定ガチャを開催した。

あわせて、ENCORE演出が続く限り追加のクォーツ消費なしで引き続けられる「無限アンコールガチャ祭」や、セレクトピックアップ、有償限定ステップアップガチャ、SSスタイルを獲得できるビンゴミッションなど、複数の周年施策を展開。

ゲーム外でも、大川ぶくぶ描き下ろしグッズ、LINEスタンプ、ASMR、油そば専門店「東京麺珍亭本舗」コラボなど、4.5周年にあわせて幅広い施策が行われた。

さらに8月9日の特別生放送では、最終章記念イベント「It’s a Wonderful Party」新ユニゾンスタイル「水瀬いちご」を発表。周年後半へ向けた新たな施策も公開されている。

・4.5周年有償限定ステップアップガチャ開催
https://x.com/heavenburnsred/status/2084098211472646580

・4.5周年記念セレクトピックアップガチャ
https://x.com/heavenburnsred/status/2084099461165486341

・4.5周年記念ミッション
https://x.com/heavenburnsred/status/2084202936398475557

・「大川ぶくぶ」さん描き下ろしミニキャライラストグッズ販売
https://x.com/heavenburnsred/status/2083906449194000543

・LINEスタンプ&漫画グッズ販売開始
https://x.com/heavenburnsred/status/2083847481671217626
https://x.com/heavenburnsred/status/2084082000626172224

・ASMR第2弾販売記念キャンペーン
https://x.com/heavenburnsred/status/2083930899025190918
https://x.com/heavenburnsred/status/2083936819797021000
https://x.com/heavenburnsred/status/2083938388944765427

・SNSキャンペーン
https://x.com/heavenburnsred/status/2084232927379067026
https://x.com/heavenburnsred/status/2083903139833426369

・油そば「東京麺珍亭本舗」コラボキャンペーン
https://x.com/heavenburnsred/status/2083372427409858622

研究所メモ

周年をどう盛り上げ続けるか──『ヘブバン』『ブルアカ』に見る施策設計

今週、大きく順位を上げた『ヘブンバーンズレッド(以下、ヘブバン)』(+62)と『ブルーアーカイブ(以下、ブルアカ)』(+11)。

ともに周年を迎えた2タイトルで興味深かったのが、一度の大型施策で終わらせず、無料施策やガチャ、イベントのタイミングをずらしながら、継続的に盛り上がりを作っている点だ。

『ヘブバン』では、7月中旬から4.5周年前夜祭を開始。最大100連となる毎日無料10連ガチャを展開し、周年直前には最大5枚の「S以上1体確定10連ガチャチケット」を配布するカウントダウン施策も実施した。

8月2日から4.5周年が本格始動すると、新部隊「第19A部隊」の登場にあわせて「成瀬ヒカリ」の期間限定ガチャ「無限アンコールガチャ祭」などを開催。

さらに8月9日の特別生放送では、最終章記念イベント「It’s a Wonderful Party」新ユニゾンスタイル「水瀬いちご」を発表し、「前夜祭→カウントダウン→周年本番→周年後半」と複数フェーズをつないでいる。

『ブルアカ』にも似た動きが見られた。

7月29日から5.5周年記念イベント「出航!万魔船 マコト議長の華麗なる避暑」を開催。水着姿の「マコト」「サツキ」をピックアップしたガチャに加え、最大100連無料となる「5.5周年記念無料ガチャ」も開始するなど、周年施策を展開していた。

そして今週は、8月5日から「5.5周年記念ガチャ」を開始。★3生徒の排出率が通常の2倍となる6%に引き上げられ、水着姿の「イロハ」「イブキ」をフィーチャーしたガチャ「夏のいろはの手ほどきを」「夏の息吹は輝いて!」に加え、復刻ガチャ「合理主義者はかく語れり」「自由主義者はとく駆けり」も開催された。

また、前述の「5.5周年記念無料ガチャ」は終盤3日間を1日20連に増量。最終日は「5.5周年記念ガチャ」とも重なり、無料ガチャから周年ガチャへと施策をつないだ。

両タイトルから見えてくるのは、周年施策では「何を実施するか」だけでなく、「いつ実施し、次へどうつなげるか」も重要だということだ。

無料施策、新キャラクター、ストーリー、次のイベントなどを段階的に投入し、周年という長い期間に緩急をつける。

スマホゲームの周年を見る際には、個々の施策だけでなく、その「順番」「タイミング」によってユーザーの関心や熱量をどう維持しているのかにも注目していきたい。


既存ファンを起点にIPを広げる──『幻水SP』に見るシリーズ再始動

今週の新規タイトルで目を引いたのが、初登場6位となったKONAMIの『幻水SP』。「幻想水滸伝」シリーズ14年ぶりの完全新作にして、シリーズ初のスマホ向けRPGとなる。

本作をプレイしていて印象的だったのが、一般的なスマートフォンゲームのようにイベントやガチャを前面に押し出すというより、ストーリーを軸にゲームを進めていく設計だ。オート進行段階的なコンテンツ解放によって、まずは物語や世界観に触れてもらう作りになっている。

こうしたストーリー重視の設計は、『アナザーエデン 時空を超える猫』にも通じる。運営や収益構造は異なるものの、「ガチャを引くこと」だけでなく「物語の続きを読みたい」という動機を継続プレイにつなげる方向性には共通する部分がある。

もう一つ注目したいのが、既存ファンとの接点だ。公式Xではゲームの告知だけでなく、制作陣や出演声優による投稿、シリーズ関連情報なども積極的に発信している。

さらに現在の「幻想水滸伝」は、『幻水SP』だけで動いているわけではない。アニメ、コミカライズ、舞台、オーケストラコンサートなど、ゲーム以外でも複数の展開が進められている。

つまり『幻水SP』単独のスマホ向けゲームではなく、再び動き始めた「幻想水滸伝」IPを構成する一つのコンテンツとして見ることもできる。

こうして、シリーズファンが大切にする世界観や物語を尊重しながら、ゲーム、アニメ、漫画、舞台、音楽など、それぞれ異なる入口からIPとの接点を広げていく。

その中で、『幻水SP』というゲームがどのような役割を担っていくのかにも注目していきたい。

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